アトピー・添加物・食品偽装・環境ホルモン・糖質・トランス脂肪酸など・・・健康にまつわる言葉があふれています。情報の信頼性にも賛否両論あり、何を信じて何を選択してよいのか、また、どこまで突き詰めればよいのか悩まれている方がたくさんいらっしゃると思います。

私は第一子のアトピー・アレルギーに出会ってからAlaimentの基礎となっている選択基準の確立まで様々な情報と医療のはざまで悩まない日はありませんでした

ステロイドを使用しない事を決意してからは周囲から理解が得られず溝が深まり、コントロールできない状況に次第に精神状態は崩壊していき、当時住んでいたマンションのベランダから何度も飛び降りようと考えました。

（アトピーへのまなざし参照）

私は持っていき場のない感情に翻弄され、なぜ娘を “ちゃんと” “普通” に産んであげられなかったのだろうと心から悔み、いつも負い目を感じていました。

そんな子育ての中で縁あってお会いした方々の中にはアトピーやアレルギー、膠原病、その他の内臓疾患を患っている方やお子さんをお持ちの方は意外と多く、皆さん一度は私の様に悩まれていらっしゃいました。

その方達との会話はいつも“食”についてでした。みなさん食べ物で体は出来ていて、体に良いものを摂りたい、摂るべきだと分かっています。でも人は“つい”安全性よりも目の前にある利便性や嗜好性を選択してしまいがちで、わかっていても出来ないという状況を生むのだと気付きました。

そして私はこの“つい”が潜在的意識（心）の表れだと考え、私の潜在的意識の選択基準を確立することで食育理念を昇華させ、継続的に実践することを決めました。

この決断は単なるエゴで自己満足に過ぎないと批判され、すぐに見えない結果に焦ることもあり、道のりは険しく何度も何度もくじけそうになりましたが、ただひたすら娘の豊かな幸せを願い、思いを強く持ってきました。
決断した日から実行を続け4年という期間を経て、本来生きていく上で一番に優先されるべきは健康で、“豊かな幸せ”とは健康に生きるということだと気づかされました。
健康を司る食生活をコントロールすることが人の幸せを左右するということです。

Alaimentの基盤は、私が祖母から受け継いだ食への知識と、娘のアトピーの出会いによる決断と逃げずに向き合い続けた歩みと結果、気づきそのものです。

Alaimentは悩んだり困ったりしている方の心のよりどころとなり、皆様の健康という何にも代えがたい豊かな幸せに寄与したいと願っております。
豊かな食事こそ豊かな心を生み、豊かな心が豊かな健康をもたらしてくれると考えています。豊かな食事とは豪華な食事ではありません。「思いのある食事」です。