食材の選択food

食材の選択は人生の選択

食材の選択は人生の選択
人はどのようしてありふれた物の中から一つのものを 選ぶのでしょうか。
そこには根源的な深層意識があるとAlaimentでは考えます。 この深層意識はあらゆる出来事を経験し、蓄積されて知った 自分の心身で、選択基準となり、表層行為(行動)に表れます。 深層意識に目を向けることでご自身の選択基準が明確になり その先が見えるようになります。
そこからあなたの人生を見たとき、その人生はどのような 道のりを辿っているのでしょうか。
選択基準から決定された日々の小さな一つひとつの行動が 積み重なり、あなたの人生を作りあげています。もしあなたが 食事を与える側であるならば、家族や大切な人の人生を選択し、作りあげているということです。
あなたは家族や大切な人にどのような人生を歩んで欲しいと願いますか。

食品と嗜好品

Alaimentでは食品と嗜好品の区別を行います。
また、嗜好品を悪と捉え全てを排除するのではなく、共存するという考え方も持っています。

嗜好品とは・・・

安さ、手軽さ、便利さ、依存性を伴い、生命維持に強力な効果がない、栄養・エネルギー源を期待できないものを指しています。 また、個人の好みによって感覚などに精神的快感を与え、摂取時の心身の高揚感を楽しむものを指します。
Alaimentは嗜好品に対し「悪い・危険」「食べてはいけない」「買ってはいけない」という排除の厳格性をもっていません。 現代の生活スタイルを考えれば、嗜好品を全て排除した生活を送ることは難しいです。
たとえば女性。結婚し、子どもが出来て数年後にパートに出たとすると、母・妻・仕事・自分の4役をこなさなければなりません。 非常に多忙です。母ひとりで食事を全て手作りにするのは極めて困難です。
食事の選択もすべて理想通りに出来れば何の問題もありませんが、現状に目を向けたとき、理想と現状には大きなギャップ があるのが事実です。 ここで大切なのが嗜好品とどう付き合うか、どう向き合うか、どこまで許容できるのかという“自分の選択基準”です。

嗜好品

経験と知識
過去の経験や知識が潜在的に働いた結果が一つの選択を導いています。 正しい選択をするには経験と知識が必要不可欠という事です。
手に取った品物の原材料名の表示をしっかり見た事がありますか。
そこにはどのような事実が書いてあるでしょうか。その表示は事実が全て掲載されているのでしょうか。
現代の食材事情は知識なくして正しい選択が出来ないほど複雑になっています。 加工品だけでなく、調味料一つとっても数え切れないほどの偽物が売られています。 醤油や味噌、砂糖、塩、油も安く、色味良く並んでいます。調味料もすでに 合わせられてレトルト化されています。カット野菜も切られた部分はいつまでも変色せず、傷み具合も遅いです。
なぜ安いのか、なぜ色味が良く、便利なのか・・・なぜだろうと疑問を持つことが非常に重要です。
Alaimentは知識を得ることは消費者である限り、一つの義務だと考えています。
そしてこの知識を持って初めて自分の選択基準を持つことが可能となります。
食事
知識があるかないかで嗜好品を摂取した時の感情や思いに差が生まれ その後につながる選択行為に大きな影響を与えます。知らなければ何も 感じることはできませんが、知っていれば、摂取してしまった自分や摂取させてしまった 家族や大切な人に後ろめたい気持ちが生まれます。
この後ろめたさに、次は質の良い豊かな食事を摂ろう、摂ってもらおうという 思いが生まれ、人生の軌道修正が行われます。 また、日常でしっかりとした豊かな食事をしていれば、舌や脳は正しく機能します。
嗜好品を摂取しても、美味しいとかもっと食べたいという感情に囚われることはありませんし、 思い浮かぶ複数の選択肢の中に嗜好品自体が最初から選ばれなくなります。
健康
まずは知ること、そして一週間に一度でもよいのでその一つの選択を質のよい 豊かなものに変えてみる。
この一つの選択が積み重なると嗜好品を摂りたいと思わない脳や体が作られます。 数十年積み重なった潜在意識を簡単に変えることは難しいですが、表層行為から 深層意識に働きかけることは可能です。
そして人はそれぞれ持っている容量(キャパシティー)が違います。 理想通りすべてをこなせるかどうか、個人によって大きく異なります。
ただ一つ、どの人にも共通して言えるのは、現在の生活に何かを加え、結果を得るには 何かを断たなければいけません。そうでなければ自分の容量をこえてしまい、ストレスを 生む要因となって全ての行為が中途半端な結果となります。何を選び、何を断つか。
そして第一歩、一つの選択を変えてみることで、あなたの人生が大きく変化します。